頭の臭いの原因と改善策【頭の臭いを消す方法】

体の臭いの中で、腋の下に次いで気にする人が多いのが頭の臭いです。

 

毎日シャンプーしているのになんだか脂臭い。

 

髪の毛から嫌なニオイがしている気がして落ち着かない。

 

それぞれの悩みの原因と解決策を探ってみましょう。

 

頭が脂臭い?

髪の毛に指を突っ込んでみると、なんだかヌルッとしている?

 

しかもその指をかいだら脂っこい臭いがする!

 

頭は体の中でも最も活発に皮脂が出る部分です。

 

その量は顔の中心のTゾーンの約2倍ともいわれます。

 

お化粧がすぐに崩れちゃうほど脂っぽいTゾーンの2倍って、すごくないですか?

 

この大量の皮脂が作り出す悪臭を「頭皮臭」と呼びます。

 

他にもフケや汚れがまじりあい、それを細菌が分解することで強い悪臭に変わります。

 

特に脂っぽい頭皮に悩んでいるならお勧めしたいのが「頭皮クレンジング」というマッサージ法。

 

と言っても特に難しいことはありません。

 

普段使っているメイク用のクレンジングオイルを使い、皮脂の詰まりを取り除く方法です。

 

ブラッシングで髪の毛の汚れを落とした後、頭頂部にお化粧落としと同じ量のクレンジングオイルを乗せます。

 

それを指の腹を使ってクルクルとなじませながら全体に広げます。

 

下の方から頭頂部へ向かってマッサージしながら、頭全体をもみほぐしてから洗い流します。

 

後は普通にシャンプーするだけ。

 

週に1度この頭皮クレンジングを実行するだけで、毛穴のつまりをなくして頭皮臭の予防効果がグッと上がります。

 

髪の毛がクサイ?

この悩み、実は朝シャン派に圧倒的に多いのをご存知ですか?

 

知っての通り髪の毛はとてもにおいを吸い込みやすい部分です。

 

空気中のホコリやにおい物質を吸着し、そこに皮脂などが混ざることで「頭髪臭」と呼ばれる悪臭になります。

 

朝シャンの欠点は、髪の毛が生乾きになりやすいということ。

 

髪に残った水分が排ガスや食べ物、たばこのにおいを吸い寄せ、そのまま髪の毛にしっかりと定着させてしまうのです。

 

残念ながら頭髪臭を防ぐ手立てはありません。

 

どうしてもニオイはついてしまうのです。

 

では、ついてしまったにおいを効果的に落とすにはどうしたら良いのでしょう?

 

においを残さないシャンプーのコツ

すでに実践されていると思いますが、もう一度シャンプーの手順をおさらいしておきます。

 

  1. 乾いた状態でブラッシングし、表面の汚れをざっと落としておく。
  2. シャワーで充分に頭全体を濡らし、洗剤の刺激を和らげる。
  3. シャンプーは多すぎてはダメ。適量を良く泡立ててから全体を包むようにする。
  4. 後頭部から頭頂部へ向けてマッサージするようにもみ洗いをする。
  5. すすぎは充分に行うこと。特に耳のまわりや襟足は洗剤が残りやすいので要注意。

 

シャンプーで一番大事なのは、最後のすすぎです。

 

シャンプーの主成分である界面活性剤が頭皮に残ると、髪や地肌に大きなダメージを与えてしまいます。

 

たっぷりと時間をかけて、完全に洗い流すようにしましょう。

 

後は自分に合ったトリートメントを使ってケアしてください。

 

健康な頭皮と傷みが少ない髪の毛が、頭の臭いを防ぐ最大のバリアなのです。

 

まとめ

頭の皮脂が原因の頭皮臭、外からにおいを吸着する頭髪臭。

 

どちらも完全に防ぐことは不可能ですが、健全な頭皮を作ることで最小限に抑えることはできます。

 

週に1度は時間をかけて、たっぷりと頭皮をケアしてみてください。

 

健康で美しい髪は、脂臭くない強い頭皮から作られることを忘れないで。

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