ワキガになりやすい体質となりにくい体質
ワキガになりやすい体質があるのでしょうか?
自分はワキガではないかしら?そう思ったことがある人は多いでしょう。
特に汗ばむ季節、ちょっとした瞬間にふと臭いを感じると、そのことがずっと気になってしまったりしがちです。
ワキガには、なりやすい体質の人とそうでない体質の人がいます。
では、ワキガになりやすい体質とはどんなものなのでしょうか。
そしてそれはどうすればわかるのでしょうか。
ワキガ体質かどうかを知る5つのチェックポイントについて見てみましょう。
ワキガ体質は遺伝します。
両親ともにワキガの場合、その子供の80%がワキガになると言われています。
両親のどちらかがワキガの場合でも、約半数の子供がワキガになります。
両親ともにワキガではなくても、祖父母、兄弟、近い親戚にワキガの人がいる場合は、
ワキガ体質を受け継いでいる可能性があると考えてい良いでしょう。
身体的な特徴を指摘する場合、他人の言葉より家族の言葉の方が真実であることが多いのです。
友人が冗談で「ワキガじゃない?」と言ったからといってそれを鵜呑みにする必要はありませんが、家族の中でワキガを指摘された場合は、本当に臭いがあると考えるべきでしょう。
ワキガ体質の人でも、ワキガが最初に発生する時期はほとんど同じです。
それは思春期、女性で言えば初潮が始まったころです。
ワキガの発生にはホルモンが関係していることが多く、特に性ホルモンが活発に分泌され始める思春期は、ワキガの発生時期とほとんど一致しています。
逆に、大人になってから突然ワキガになることはまずありません。
ですから、大人になって急に臭いが気になり出した場合は、別の病気を疑った方がいいでしょう。
ワキガの発生源である汗腺「アポクリン汗腺」から出る汗は粘り気があり、たんぱく質・脂質・アンモニアや鉄分が含まれています。
これが着衣につくと黄色く変色する原因になります。
腋の下の服に色がついている場合は、本当にアポクリン汗腺からの分泌物が多い、すなわちワキガ体質の可能性が高いのです。
これは昔からよく言われることですね。
都市伝説だという人もいますが、耳垢とワキガは本当に関連性があるのです。
ワキガの原因アポクリン汗腺は耳の中にもあり、この数が多い人ほど、当然耳垢が湿った状態になりやすいからです。
逆に耳垢がカサカサで白っぽい人は、ワキガにはなりにくいと考えて良いでしょう。
いかがでしょうか。
いくつか当てはまることがありましたか?
ひとつも当てはまらない人は、ワキガとは縁がないと考えてまず間違いありません。
ただ、上記のすべてに当てはまるからと言って、絶対にワキガになるという訳ではありません。あくまでも可能性が高いというだけの話です。
まとめ
ワキガになりやすい体質には、いくつかの見分け方があります。
もしそのチェックポイントに当てはまるなら、ワキガになっている可能性は高いと考えなければなりません。
ワキガは適切な治療を受ければ治すことも可能です。
もし自分がワキガではないかと不安なら、それを確認するためにも、まず医師に相談してみることをお勧めします。
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