恐怖の脇臭女『脇臭香さん』誕生の秘密!
子供のころから汗っかきで、ちょっと運動すると滴るほどの汗をかいていた私。
ずっと気になって汗対策してきましたが、実はもっと重大な問題体質だったことを知ったのはつい最近のことでした。
それが、ワキガ。
女子としてかなり大きなウィークポイントですよね。
いくらばっちりメークしてもお洒落なワンピを着てても、臭いで全部台無しになってしまうことを、私は身をもって知ってます。
わたしがワキガを克服した経験が、同じ悩みを抱える女性の参考になれば幸いです。
ワキガに気づいたきっかけは、上司からの指摘だった
私が自分のワキガについて意識したのは社会人になってから。
全然気づいてなかったの!?と言われますが、実際自分ではわからないものだと思います。
なんで判ったかというと、私の場合は会社の上司の一言でした。
ワキガの臭いが解っていなかった私
女性なら誰でもそうだと思いますが、私は結構臭いを気にする方です。・・・だと思っていました。
汗をかきやすい体質なので、梅雨の前位からは腋の下用の汗取りパッドは必須。
朝シャワーの後はロールオンの制汗剤を使い、オフィスでも休憩の時に汗が気になったら、
パウダーシートで拭いたり、制汗剤を塗り直したり。
もちろん洋服の臭いもぬかりなく、
洗濯はCMでよく見かける良い香りの洗剤を多少高くても購入。
一人暮らしで洗濯の室内干しが多かったので、
衣類用の消臭スプレーも割とよく使ってた方だと思います。
高校時代にスポーツをやっていたので、汗臭い同級生とかいたんですね。
それで、自分も汗のにおいをさせてたらやばいと思って、割と早いうちからいろいろと対策してました。
けっこうバッチリだと思ってたんです。
よく言われることですが、ワキガの臭いは自分ではなかなかわかりません。
私自身がそうだったので、これは自信を持って言えます。
汗対策のデオドラントでは、ワキガの臭いはほとんど消すことができません。
まして私のように、自分のワキガに気づいていなかったら、
正しい対応なんて出来ないんだと思います。
思い出しても顔が赤くなる恥ずかしい瞬間
私が勤めているのは、都市郊外の営業所です。
社員全部合わせても20名程度の、割とのんびりしたゆるいオフィスでの営業事務。
お客さんと直接対応することはほとんどありませんし、
ランチ以外でオフィスから外に出ることもありません。
営業所なので、日中オフィスにいるのは私のような事務の女性と、上司。
後は外回りから戻った営業の男性がちょこちょこといるくらいです。
仕事ですから軽いストレスはありつつも、割と楽しく毎日を過ごしていたんですが、ある時を境に一気に地獄に突き落とされようとは思ってもみませんでした。
夏休みも間近なある日、ランチの後で突然に上司の呼び出しを受けました。
上司は40代の女性で、あんまり怒ったところも見たことがない優しい人です。
特に仕事で失敗した覚えもないし、取得予定の休暇の話かななんて暢気に応接室に入った私に、その爆弾は投下されました。
脇臭香さん、前から言わないとと思ってたんだけど…
脇臭香さんの臭いについてちょっと職場で問題になってます。
え??ニオイ?
多分私は、目がテンになっていたと思います。
てっきり仕事のことで呼び出されたのかと思ったら、全く予想外の単語が出てきたんですから。
上司も言いにくそうでしたが、でもきっぱりと言われてしまいました。
日にもよるんだけど、脇臭香さんのワキガで体調が悪くなるという声が出ています。
衝撃的でサイアクな、これが私が自分のワキガを知った瞬間でした。
周りはずっと気づいていたらしい
その後の会話はあまりよく覚えていません。
なんか呆然としてしまって、応接室を出て自分の席に戻る間にまわりの同僚を見ることができなかった。
仕事もまったく手につかず、定時になると同時にオフィスを逃げ出しました。
ワキガという言葉は、もちろん知ってました。
大学時代のサークル仲間で体臭がきつい男子がいて、女子の中ではこっそり「ワッキー」なんてあだ名で呼ばれてたりしたので。
もしかしたら、自分自身もまわりからそう呼ばれていたかもしれないと思うのは恐怖でした。
同僚の体調が悪くなるほどの悪臭を振りまいてたなんて、
もうどんな顔をして会社に行ったらいいかわかりません。
上司から指摘されてから、オフィスで過ごすのが毎日苦痛でたまりませんでした。
周囲はずっと、言いたくても言い出せなかったんでしょうね。
指摘を受けたとわかった翌日から、私を露骨に避けるような態度を取る同僚もいました。
なんかもう、恥ずかしくて申し訳なくて、でもその態度に無性に腹が立ったりして。
同僚同士がしゃべっていると、私の悪口を言っているんじゃないかと気になってしまったり、あんたの香水の方が臭いんだよ!なんて逆恨みしてみたり。
夏休みまでの数日が、まさに地獄でした。
いっそ会社を辞めてしまおうかと思ったのは、この頃です。
外に出るのが恐ろしい
ワキガを指摘されてから真っ先にしたのは、ドラッグストアに駆け込むことでした。
とにかく急いで臭い対策をしなければということで頭がいっぱいになり、
店頭にずらりと並べられたデオドラント製品を片っ端から見て回りました。
汗っかきなので汗対策については結構詳しくなっていましたが、
今まで使っていたものではワキガが抑えられていなかったとわかってしまった以上、
とにかく「ワキガのニオイに効く」という宣伝が書いてある製品をチェック。
その中で効き目がありそうなものを、いくつも購入しました。
- スプレータイプの制汗デオドラント剤
- ロールオンタイプで無香料の銀イオン入り
- 臭いブロックを謳ったパウダーシート
ボディーソープもそれまでのしっとりタイプの物をやめ、デオドラント効果が高そうな薬用のボディーソープに変えました。
でも、私は自分の体臭がわかりません。
脱いだ洋服を嗅いでみたりもするんですが、ちょっと汗臭いと感じることはあっても、
ワキガと言われる強烈なにおいを感じ取ることができなかったんです。
一生懸命に対策してみても全然効果がなかったら・・・。
外に出るのが怖くて、コンビニまで行くのも徹底的にデオドラントしてから。
それでも周りの目が気になって、大好きな映画やショッピングにも行けない、
部屋に引きこもって悶々とした日々を過ごしました。
ネットで出会った救世主
口コミが私を救った
ドラッグストアの商品を買いあさり、それでも効果が出ているのかがわからない私は、
ネットでワキガ対策のページを読みまくるようになりました。
そこで知ったのは、ワキガに悩んでいる女子は思ったよりもたくさんいるということ。
そして、ドラッグストアでは見かけない専用の製品がものすごく多いということでした。
会社で上司に指摘されたということは、私のワキガはかなりの重度、
それも市販のデオドラントでは隠し切れないくらいであると思わざるを得ません。
口コミサイトを巡回し、きついワキガを克服した人のレビューを読み漁りました。
その中に何度も出てくるワキガクリームがいくつかあって、
その商品のページもくまなく見て回りました。
ワキガクリームって、結構お値段がしますよね。
一人暮らしで家賃や食費もかさむし、季節ごとのお洋服も欲しいし、
薄給の身としてはなかなかすぐに思い切ることができずに悩みました。
そこで頼りになったのは、やっぱり口コミです。
私と同じく最初は自分の臭いに気づけなかった人が、クリームを使い始めてからはっきりとワキガを把握できるようなった、という書き込みを見たとき、「あ!これだ!」と思いましたね。
出費は痛かったけど、とりあえずお試し感覚でそのクリームを取り寄せてみることにしました。
そしたら、本当に起こったんです。
自分のワキガの臭いがわかるようになったんです。
初めて感じた自分のワキガ臭
ネットで商品を取り寄せて使い始めてから1週間くらいたった頃のことです。
私は初めて自分のワキガ臭と思えるものを感じ取れることに気がつきました。
きっかけは、恥ずかしながらパンティです。
ワキガと言えば腋の下、とばかり思い込んでいた私ですが、
ネットを調べるうちに、ブラやパンティからもワキガの臭いを知ることができると知り、
洗濯の前に下着を嗅いでみるようになりました。
ちょっと変態みたいで恥ずかしいですけど、背に腹は代えられませんからね。
そしたらある日、脱ぎ捨てたパンティから、今まで感じたことがないニオイを感じたんです。
明らかに違和感のある、下着の臭いとは違うにおいでした。
ツンとするような、むわっと鼻の奥に残るような独特の臭い。
あきらかに汗ともオリモノとも違う臭いでした。
うわ、もしかしてこれがそうなんじゃない?
それが私が自分のワキガを感じた瞬間の感想です。
下着の臭いに気づいてからしばらくして、
汗をかいた後のシャツからも同じ臭いを感じるようになりました。
へんな話なんですが、ちょっと嬉しかったというのが正直な感想。
今まで全く感じたことがなく、嘘か本当かもわからないワキガに苦しんできたんです。
ワキガの臭いが分かったことは、少なくとも戦うべき相手がハッキリ姿を見せたということ。
そして、シャツの臭いを感じられるようになったということは、
自分の鼻が正常にワキガをかぎ分けられるようになってきた、
すなわち自分を取り巻いている臭いが薄れて、鼻が正常になってきたのかもしれない。
ワキガ対策をするうえで常にネックになるのは、自分の臭い程度がわかりにくいということです。
ましてやまったく感じ取れないのでは、対策をとっても結果が判断できないことになりますよね。
クリームを使い始めて初めて、自分が戦うべき敵の姿がはっきりと見えました。
毎月ワクワクしながら商品を待つように
私が購入したクリームは、定期購入だと割引率が高くなるタイプの通販商品です。
最初はどれが良いかわからなかったのと、何しろお金をあまりかけたくなかったので、
失敗してもダメージが少なくて済むように考えました。
- 定期購入割引があり、でも購入回数の縛りがないもの
- ダメだった場合に返金保証が付いているもの
- 効果の持続時間が明記されていて、できるだけ長いもの
最後の一点は、外出先で特に夕方以降ににおいが出てしまうのを防ぐためと、
効果時間が長い方が使う量が少なくて、
結果的にお財布にやさしいんじゃないかと考えてのことです。
わくわくしながら待ち、注文したクリームが手元に届いた日は、
本当にテンション上がりました。
数日で自分のワキガの臭いを初めて感じたときは、もっとテンションマックスです!
使い始めて3ヶ月くらいたちましたが、最近では休みの日なんかに
わざとクリームを塗らないでどれくらいニオイが出るのかを試すくらいの余裕ができました。
毎月新しい箱が届くのが楽しみでたまりません。
商品と一緒にちょこっとしたオマケが付いてくるのも、何気にうれしかったり。
ネットで定期購入をしたのは初めてだったんですが、こんなにカンタンとは思いませんでした。
毎日使う必需品なら絶対に定期購入がお勧めです!
ワキガとの付き合いもだいぶコナレてきた
自分のワキガが判るようになってからは、自分自身ではっきりわかるくらい明るくなりました。
朝・晩・日中のケアのタイミングや、効果的な方法も掴めました。
体調によっては今でも「あ、今ちょっと臭ってる」と感じることがありますが、
その時にどうすれば良いかがわかっているので、すぐに対処できるようになりました。
あれほどつらかった外出も仕事も、昔通りに楽しくできるようになって、
あの時会社を辞めなくて本当に良かった・・・と思えます。
つい最近、数年ぶりに彼氏ができました。
自分では気づかなかった期間も含めるとかなりの長い間、
ワキガのせいで損をしてたんじゃないかと思います。
クリームを使い始めて2ヶ月目で告白されて付き合い開始ですから。
もし学生時代から気づいてケアできてたら、もっと早く出会いがあったんじゃないかなぁ。
まあ、今の彼氏が大好きで大切なので、そんなこと口が裂けても言えませんけど(笑)。
最初に気づいたのがパンティだったのでもわかる通り、
私はすそワキガも結構あったみたいです。
彼氏と付き合い始める前に気づけて良かった・・・。
デリケートゾーンのニオイが元で振られるなんてことがあったらキツイですもんね。
使っているクリームはデリケートゾーンOKなので、
すそワキガケアもバッチリ頑張っています。
お風呂上りにケアしておけば結構大丈夫っぽいので、
もしすそワキガで悩んでいる人がいたら、クリームタイプは絶対おすすめですよ。
ワキガは克服できることを証明したい
ワキガは、体質です。
本人がいくら清潔を心がけていても、産まれながらにワキガ体質を受け継いでしまっていれば、ワキガになるのを避けることはできません。
そして、両親がワキガである場合は、ほとんどの子供がワキガになります。
私のように、大人になるまで自分のワキガにまったく気づかないというケースは、
それほど多くないのかもしれません。
でも逆に考えると、「ワキガなのに自分で気づけていない」という人って、
少数派ながら一定数いるのではないでしょうか。
もし自分がワキガじゃないかと不安になったら?
一番良いのは親しい人、例えば親とか彼氏、信頼できる友達に聞いちゃうことです。
人のワキガはなかなか言い出しにくいものですが、
本人から聞かれればウソをついてごまかしても意味がありませんから、
気の置けない相手ならちゃんと応えてくれるはずです。
気まずいかもしれませんが、私のようにいきなり会社の上司から指摘されて、
地獄真っ逆さまな衝撃を受けるよりははるかにマシですよね。
もう一度言います。
とにかく、ワキガは克服できます。
一度どん底に突き落とされて、よみがえった私が言うんだから絶対です!
諦めないで、あなたに合ったワキガケアを見つけてください。
私の体験がお役に立つなら、幸いです。
恐怖の脇臭女『脇臭香さん』のワキガ対策
自分がワキガだと気づかされてから、いろいろと調べて実行してみた対策をまとめてみました。
同じように悩んでいる皆さんの参考になれば幸いです。
ドラッグストアのデオドラント剤でどうにかなるのか?
ワキガをどうにかしたいという気持ちと、そこまで臭くはないんじゃないかという希望的観測。
自分ではあまり匂いが解らないので、とにかく”少しでも抑られれば良いのでは”と考えてた初期のころに試したのが市販のデオドラント剤です。
ドラッグストアの店頭で見かける物は、とにかく片っ端から。
と言ってもお金は掛けたくないので、店頭に積まれたお買い得品を買いあさってました。
以下は私がこれまで試したいろいろな製品の感想です。
あくまでも私個人の主観なので、特に気になった点やなぜやめたのかを参考にしていただければ。
スプレータイプ
会社帰りに買って帰れるお手軽さで一番使ったのがこのタイプ。
テレビのCMで一時期盛んにやっていた、「銀イオンが入っている」というものを愛用していました。
結果は・・・・。
まず、スプレーした瞬間はスーッとして汗が抑えられる感じ。
元々汗っかきなので、「汗が止まったかも」という感覚は結構病みつきでした。
ただ、暑い時期だと会社に着くころには汗だくになってしまうので、会社に着いたらすぐにトイレに駆け込んでプシュー!
日中もトイレのたびにプシュしないと気になってしまい、消費量がハンパないことに。
それから、どうしても音が出ちゃうので、トイレでもほかの人が近くにいないかどうかを
常に気にする癖がついてしまいました。
お昼休みなんて必ず誰かがメイク直ししてますから、トイレにこもってタイミングを計ってプシュっとか。
多分周りにはバレバレだったと思います。
効いていたのかどうか今となってはわかりませんが、少なくとも何もしないよりはマシっていう程度には効果があったかなと思っています。
このタイプのマイブームは結構早く終わりました。
毎日何度も何度もスプレーを使い続けた結果、腋の下がかゆくなっちゃったんです。
思うに、スプレーに含まれる薬液が肌に付着→日中は洗えないのでどんどん積み重なる→汗と混じって肌に負担がかかる→肌がポツポツと赤っぽくなってかゆくなる。
こんな流れだったんじゃないかと思います。
スプレータイプまとめ
- 手に入りやすい
- スッとして使った瞬間は達成感がある
- ある程度汗が抑えられる
- 大きくて、ミニボトルでもかなりかさばる
- しばらくすると不安になって過剰に使いがち
- 音がするので周囲が気になる
- 何度も使うので、安いけど結局コストがかさむ
- 使いすぎると薬液が残って肌に負担がかかる
- ワキガの臭いが抑えられていたかは微妙
シートタイプ
上のスプレータイプと並行して使っていたのが、「汗と臭いを拭き取る」パウダーシート。
これもドラッグストアの店頭で山積みになっていたやつを適当に選んで買っていました。
買う時に気を使ったのは3点です。
- 無香料タイプのもの
- 厚手の物
- たくさん入ってコスパが良い物
汗をかいた後、お昼休みの歯磨きタイムの後、夜の予定があれば会社を出る前。
大体この3回が最低限で、気が付くとトイレのたびに使っている感じでしたね。
当然あっという間に使い切っちゃうし、万一切らせたらという強迫観念みたいなものに取りつかれて、ピーク時は週に3個くらいは買ってました。
シートタイプのデオドラントは、ワキガにも汗にもかなり効果が高いと思います。
拭いた瞬間の「あ、キレイになってる」という感覚も、精神的にかなりプラスになります。
色々な商品を試してみましたが、現在使っているのは実は専用の汗ふきシートではなくて、手を消毒するためのウェットティッシュです。
色々試したからこそ、と言っても良いかもしれません。
ウェットティッシュは消臭効果はありませんが、汗や汚れをキレイにできるのが安心感絶大。
アルコール入りの物はスッと感も高くて、使用枚数もピーク時の半分以下になりました。
バッグや引き出しに入れておいても違和感がないし、ちょっとデスクが汚れたときにサッと取り出せば女子力も高そうに見えて一石二鳥?
デオドラントシートに比べてコスパもかなり良いので、これだけはずっと手放せないと思います。
シートタイプまとめ(ウェットティッシュ)
- 汗が拭きとれてスッキリするので満足感が高い
- 他のデオドラント剤の残留も拭き取れるので清潔感バツグン
- かさばらず手軽に使えるので使うことに対するストレスが少ない
- ウェットティッシュなら薬剤を含まないので安心感がある
- 汗はきれいになるが匂いを消せるわけではない
- 他のデオドラントの併用が必須な補助的アイテム
ロールオンタイプ
いわゆるジェルタイプっていうやつですね。
肌に触れる部分がボール状になっていて、コロコロと塗り付けるように使うタイプです。
これもドラッグストアの店頭から入りました。
スプレー式の音が気になるのと、たくさん使うので大きなボトルを買うとかさばっちゃうのが気になって、スプレーが肌に合わないと感じる前から外出先でスプレーと併用するようになりました。
効果はスプレータイプよりはやや高いかな、という感想です。
スッと感はほとんどありませんが、肌に密着する感じはスプレーよりもはるかに上。
ただ、「本当に塗れてるのかな」と気になって、いつも余分にコロコロしていた気がします。
塗るときの角度もロールを下にしないと乾いてジェルが出てこないので、腕をグーッと上げて塗っていました。
私のロールオンタイプ時代はあまり長くありません。
腋の下がかゆくなったと書きましたが、ちょうどスプレーとロールオンを併用していた時期だったので、どっちが原因かわからなかったから。
スプレーをやめるのとほぼ同時にロールオンもやめてしまいました。
後から調べてみたら、私が使っていたロールオンは「塩化アルミニウム」が入っているタイプで、肌の弱い人には向かない製品だったようです。
私は特に敏感肌ではありませんが、何しろ1日中塗ったくっていたわけで、かなりの負担が腋の下の肌にかかってたんじゃないかと思います。
使ってみてかゆみや赤みが出るようだったら、使わない方が良いかもしれませんね。
ロールオンタイプまとめ
- かさばらず音も出ないのでこっそり使える
- 塗った感があるのでスプレーよりも安心感が高い
- ロールを下にして塗るか、一度下に向けて転がしてからでないとジェルが出てこない
- 塗った直後は濡れている感がありしっかり乾かさないと不安
- 汗止めにはほとんど効果なし
- 成分によってはかゆくなったり湿疹が出てしまうことがある
ストーンタイプ
ワキガを指摘されてからというもの、起きている間は常に自分の臭いのことで頭がいっぱい。
スプレーやロールオンを使ってはいたものの、自分ではわからない自分の臭いがどうなっているのか、ずっと気にしっぱなしの状態でした。
オフィスでもそうですが、特に気になっていたのは通勤の電車の中です。
混雑してくると暑くて汗は出てくるし他人と密着するしで、一時は電車に乗るのが嫌でたまりませんでした。
そんな通勤電車の中で見かけたのが、コスメサイト人気No.1を謳った「ストーンタイプ」のデオドラント製品のCMです。
大きな金色の文字で、「売り上げNO.1!」「殿堂入り!」と書かれたポスターに、視線くぎ付け。
もちろんソッコーでドラッグストアに走りました。
それまでデオドラントコーナーはほぼ日参というくらい足しげく通っていたはずなんですが、ストーンタイプの製品を手に取ったのはこの時が初めてでした。
CMにつられてよく調べずに買ったのですが、期待値はマックス。
これでワキガとおさらば出来ると思い込んでました。
結果からいうと、私にはまったく効果が判りませんでした。
期待が大きかっただけに残念ですが、その理由は以下の通りです。
一つは自分の事前調査不足が原因。
ストーンタイプと呼ばれるものには、天然石(アルム石 )をそのまま使用したものと、成分を固めてスティック状にしたタイプの2種類があります。
私はCMにつられて、当時人気だった天然石のタイプを購入しました。
そして買ってから気づいたのが、このタイプは濡らしてから使わないといけないということ。
お風呂上りや朝塗る分には、洗面所で濡らしながら塗れば良いので問題ありませんが、オフィスで使おうとすると大変です。
トイレの洗面台で濡らす→個室にこもって塗り塗り→ペーパーで水気を拭き取ってからしまう。
たったこれだけの動作でも、濡らしているところを人に見られたくない私にとっては結構面倒でした。
濡らした石を肌にこすりつけるだけなので、塗れているのかどうかもわかりにくく、何度もこすっているうちに乾いてきて、もう一度濡らしに行くなんてことも。
それまでロールオンを使っていたこともあり、塗れているのかいないのかわかりにくいストーンは、特に最初のころは不安でたまらなかった気がします。
そして肝心のワキガですが、こちらも効果があったかと言われると自信ありません。
ストーンタイプの効能は、清潔な肌に塗ることで肌の酸性を保ち、雑菌の繁殖を抑えること。
なので、お風呂上りや朝のシャワーの後に使うのが鉄則です。
逆に時間がたって汗をかいてしまった後だと、すでに出てしまっている匂いを消臭することはできないんですね。
ここが盲点で、汗をかきやすいわたしの場合は、朝・夜の2回だけではどうしても不安が残ってしまうということです。
ウェットティッシュでよく汗を拭きとった後、濡らしたストーンをこすりつけること1日数回。
丸みを帯びた固い表面はほとんど減らないので、コスパ的には最強かもしれません。
が、裏返せば減らないために塗れている感が薄くて、精神的に追い詰められていた私にとっては満足感が得にくいという欠点もありました。
私みたいなひどい汗っかきじゃなくて、そのまますぐ塗れるスティックタイプを選んでいたら、もしかしたらすごく満足感や効果があったのかもしれません。
そう考えると、同じワキガ対策でも体質によって適した製品はかなり違うんだな、ということがよくわかりますよね。
このストーンタイプを購入したことで、私のワキガ対策は一つのターニングポイントを迎えます。
コスメサイトや口コミにマメに目を向けるようになったのです。
同時にCMのイメージにすぐ飛びついちゃだめだという教訓も、この後のワキガ対策に大きな影響を与えることになりました。
ストーンタイプまとめ
- 天然のアルム石なので刺激が少なくて安心
- 小さくて持ち運びに便利
- 中々減らないのでコスパはかなり高い
- 雑菌の繁殖を抑えるので、汗をかかない季節には効果が高い
- 濡らさなきゃいけないので出先では使いにくい
- 塗る前に肌を清潔にしないと意味がないためウェットシートは必須
- 塗れているかがわかりにくいので気分的にはスッキリできにくい
- 汗を抑えてはくれないので、汗っかきだと面倒くささが倍増
結論:ドラッグストアで頑張るには限界がある?
私が自分のワキガを知って対策をし始めたころは、今ほどスマホで簡単に情報が集められる状態ではありませんでした。
ほんの数年前の話ですが、雑誌やテレビCMくらいしか製品情報って見かけなかったのです。
ネットで簡単にいろいろ調べられるようになった今、ドラッグストアで売っている製品では本気のワキガ対策には限界があるように感じています。
私のようなきついワキガ持ち用の製品は、ドラッグストアにはほとんど売られていません。
軽いワキガや単なる汗臭さなら対応もできますが、根本的な部分で一般向けの商品では力不足なんです。
何年間かを費やし、一つ一つは安い商品でも降り積もればかなりの金額を、ドラッグストアに無駄に落としてきた計算になります(泣)
繰り返し言いますね。
軽度のワキガや汗なら、ドラッグストアの製品で充分かもしれません。
スプレーでもロールオンでもストーンでも、効果がまったくない商品はありませんでしたから。
でも、私のようにちょっとしたことですぐに汗をかき、しかもはっきりとワキガ体質だったとしたら、ドラッグストアの店頭でウロウロするのはお金と時間の無駄です。
ストーンタイプで挫折しかけたころ、スマホで情報を集めることを覚えた私。
今まで知らなかったワキガ対策のあれこれに出会い、現在ほぼ、日常生活ではワキガと気づかれないくらいまでになりました。
そのノウハウや出会った製品についてご紹介したいと思います。
ネットで知った実力派のワキガクリーム
ドラッグストアであれこれ”買って試して挫折して”を繰り返した後、ネットで調べて出会ったのがワキガクリームです。
ドラッグストアではクリームタイプの物はあまり見かけなかったので、最初は見た目にちょっと驚きました。
しかもそのほとんどが医薬部外品。
ワキガを「体質の異常」ととらえ、それを「治療する」という発想自体がなかった私にとっては、衝撃的な出会いでした。
クリームタイプ選びでのポイントは?
ストーンタイプの失敗を繰り返さないために色々な比較サイトや口コミをじっくりと読み漁り、3個の製品に候補を絞りました。
私が製品選びで特にポイントを置いたのはこんな点です。
ワキガクリームもお値段がピンキリで、少しでも安い物が欲しくなっちゃうのは当たり前。
同じ効果なら安いものをお得に買いたいのは誰しも一緒でしょう。
でも私の場合、ドラッグストアで売っているレベルでは満足のいく効果が得られなかったのも事実です。
イメージだけでなく、使用者の口コミに「重度のワキガ仲間が多いかどうか」を第一ポイントにしました。
”ちょっと匂いが気になるかな?”程度の幸せな女子に人気な商品は、お呼びじゃありません。
汗っかきの私が常に気にしているのが、汗をかくたびにデオドラントが取れちゃうんじゃないかということです。
そのために、1日に何度もデオドラントを塗り直して、肌を荒らしてしまったこともあります。
何よりも、「もう汗で効果がなくなったんじゃないか」と気になって、ストレスの原因になっていました。
ワキガクリームの中にも、制汗効果が高い物とそうでもないものがあるようです。
これも口コミがかなり参考になりました。
汗っかきでワキガを心配している女子が思ったよりたくさん潜んでいるという事実は、本当に勇気づけられました。
付けすぎると肌に悪いとわかっていても、一度気になってしまうと我慢できずに重ね塗り。
はじめからおおよその効果持続時間がはっきりしている製品なら、それを目安に”ちょっと早いけど”くらいのタイミングで塗れるのでベスト。
「持続時間が長い=負担が大きい」の可能性もありますが、回数を減らせるのは仕事を持つ身としてもありがたいことです。
それでも最初は気になってちょこちょこと塗り直していましたが、使っているうちにだんだん回数が減らせるようになりました。
医薬部外品なので、塗りすぎない方が良いという精神的なブレーキにもなります。
ネットでワキガクリームを探しているときにふと目を引いたのが、「すそワキガ」というワード。
ワキガって腋の下だけでなく、乳首やおへそ、デリケートゾーンにも出るんですね。
恥ずかしながら長い間自分がワキガだと気付いてなかったので、そんなところまで臭ってるなんて考えてもみなかった。
この言葉にゾッとしてしまいました。
アソコがワキガ臭いなんて、それって腋の下の臭いよりもよっぽどやばいんじゃ・・・。
いくらワキガをケアしてほとんど周りに気づかれなくなったとしても、すそワキガがあったら彼氏にはモロバレ?
一瞬、全身に鳥肌が立つんじゃないかと思うくらいショッキングでした。
ワキガクリームの人気商品は、天然のハーブなどを配合して肌に優しい物がほとんど。
無添加・無香料の製品が多く、デリケートゾーンにも使えることが解りました。
これなら安心。やっぱり事前調査は大事です。
最終的な決め手はこの3つ
さて、条件を付けて候補を絞ってみたものの、ここまで来るとどの製品もみんなよく見えてしまって、結局どれを購入するかでかなり悩みました。
私が最終的に選んだのは、
- 返金保証がしっかりしている(=製品に自信がある)
- 定期購入制度があって割引率が高い(=毎月の予算が組める)
- 継続購入の回数縛りがない(=ダメならやめて他に行ける)
という条件を満たしたものです。
人によって合うあわないはあると思いますし、買ってみてから「あっちの方が効き目があるのかも」なんて気になってしまうこともありますよね。
とにかく効果があって長く付き合える物に巡り合うためには、とことん調べてみるのが一番の近道だと思います。
口コミばかり信じるわけではありませんが、同じ悩みを抱える女子の声を聞くだけでも、心がちょっと軽くなったような気がします。
クリームタイプを使ってみて
今までさんざん色んな市販製品を試してきた私ですが、クリームタイプはそのすべての弱点をカバーして、その上効果も抜群。
なんでもっと早く出会えなかったのかと悔しくなるくらいです。
まぁ、情報が少なかったので仕方ない部分もありますが、最初からこれに出会っていればあんなに苦労しなかったのに。
クリームタイプを使ってみてまず感じたのは、「塗っている・塗れている」という感覚がハッキリしていることです。
自分の指で塗るので、ロールタイプやストーンタイプよりもはっきりと、隅々まで塗れていることが確認できるのが大きいですね。
塗る前にチューブから出して目で見ているので、塗っている量もしっかりと把握できます。
クリームなのでカバー感があり、効き目が期待できそうな実感がわくのもうれしいことの一つ。
すぐにサラサラになってくれるので、ロールオンタイプのようにフーフーして乾かさなくても大丈夫でした。
汗については最初よくわからなかったんですが、気付くと前より確かに脇汗が減っているかも?
暑い日に首筋や背中に汗が伝うのは以前と変わりませんが、腋の下がグッショリという感覚はずいぶん軽くなったような気がします。
もちろん汗はかきますが、いつもじっとり湿っているような嫌な感じはなくなりました。
脇汗パッドも黄色い汗染みが付かなくなっているので、これは確かだと思います。
今でもトイレの時に、ウェットシートで腋の下を拭ってクリームを塗ることは続けています。
でも、匂いが気になってデオドラント目的でトイレに行ったり、人目を忍んでこそこそと脇のケアをすることはなくなりました。
オフィスではランチの後にスッと1回クリームを塗り直すだけ、これが現在の日課です。
クリームタイプのまとめ
- 小さいのでバッグで持ち運びが楽
- いつでも簡単に塗れる
- 効果持続時間が長いため塗り直し回数が減る
- 塗った直後のべた付きもカサカサもなくて快適
- 肌に負担が少なくて、かゆみや湿疹もできない
- 塗り始めてすぐにはっきりと効果が実感できる
- そこそこのお値段がする
人気のある製品は、定期購入でも大体1本で5000円くらいかかります。
ただ、私のような強めのワキガでも1本で1ヶ月くらいは持つので、そう考えれば化粧品と同じ感覚で買えますよね。
ドラッグストアに毎日通ってた頃を考えれば、むしろ無駄遣いが減ってプラスかも。
そういえばあの頃は、あやしいダイエットスナックとか、”ついで買い”してたもんなあ。
そんなわけで、ワキガ対策に奔走してきた結果、私は医薬部外品のワキガクリームに落ち着きました。
一時は精神的にかなりやられて、いっそ手術を受けようかとまで考えた私ですが、当面はこれで大丈夫そう。
もちろん体質が変わったわけではないので、油断は大敵です。
対症療法であるワキガクリームだけに頼らず、少しでもワキガを弱くする体質改善を目指して頑張ります。
ワキガがきつくなるNG食習慣
そうそう。
ワキガの情報をネットで調べるようになり、食事や生活習慣でもワキガが強くなったり弱められたりすることを知りました。
最後に私が実践している「ワキガ体質撲滅生活」についてもご紹介します。
元々ダイエットにも興味アリアリだったので、ワキガ体質改善もかねて食生活も少しづつ変えています。
大したことはやっていませんが、これだけは覚えておきたい食事習慣です。
どっちかっていうとダイエットに良さそうな感じの食事ですね。
最近はスーパーでお肉を買う時も、できるだけ赤身の部分を選ぶようにしています。
お魚は干物が安い日に買ってきて、1枚づつラップして冷凍しておきます。
解凍せずにそのまま焼けば美味しく食べられるので、お給料日前なんかはとても重宝しますよ。
ワキガが少しでも軽くなればと、肉断ちにトライしてみたこともあります。
でも元々肉好きなので辛すぎて、1週間持ちませんでした。
ていうか、我慢できずに友達を誘って焼き肉食べ放題に行っちゃった(泣)。
汗っかきなので、唐辛子たっぷりの物を食べるだけでも滝のように汗が出ます。
これではいくらデオドラントしても臭うなっていう方が無理。
カレーなどに使われる香辛料の「クミン」がワキガを強くする最凶スパイスだと聞いたので、
エスニックも最近は控えめです。
どうしてもカレーを食べたいときは、休みの前日で特に予定がない日の晩ごはんにガツガツと。
ちなみになんですが、最近話題のエスニックハーブ「パクチー」は、ワキガの消臭効果があるって知ってましたか?
それを知ってからは、エスニック分が不足したときはパクチーを買ってきて、サラダに乗せて食べるようにしています。
もちろん1回食べただけで効果があるとは思えませんが、気は心。
エスニック気分も満たされて、一石二鳥だと思いませんか。
暑い日にオフィスで飲むために、以前はミネラルウォーターを買っていましたが、最近はもっぱら緑茶です。
家で食後に飲むのも緑茶。
何なら朝の一杯も緑茶。
以前はコーヒーのドリップパックを飲んでいましたが、コーヒーもカフェインがワキガを強くしてしまうのであまり良くないそう。
緑茶にもカフェインは含まれますが、こちらは1日1L程度までならワキガへの影響はないようです。
緑茶のポリフェノール、カテキンは抗酸化作用が非常に高いので、消臭効果+お肌にも良くてこれまた願ったり叶ったりですよね。
食事は毎日のことなので、地道に少しづつ改善を進めてます。
野菜と魚食を増やすようになってから実は体重も3kgくらい減ったりしているので、これは俄然やる気が出てきました。
ワキガ対策は、ほかの体の調子を整えることにもつながるものが多いので、がんばって続けようと思います。
他に実践している生活習慣はコレです
ネットを調べると本当にいろんなワキガ・体臭対策が出てきます。
全部を実践することは不可能だし、無理に始めても続かないのが目に見えているので、私が実行できているのはほんの少しだけです。
今までは香りのよい入浴剤をアレコレ気分次第に使ってきた私ですが、最近は「塩湯」にハマってます。
バスタブにお湯を張ったら、普通のお塩をひとつかみ(100gくらい)いれて溶かすだけ。
これが塩湯です。
半身浴でも割とすぐに汗が出始め、全身浴と半身浴を20分くらい繰り返すだけ。
全身の毛穴がサッパリする感じがたまりません。
お風呂上りもポカポカと暖かさが長続きするので、汗っかきなのに手足が冷えやすい私には二重にありがたい感じです。
汗がドバっと出るので最初のころはちょっとひやひやしましたが、塩湯で出てくる汗はサラサラで臭いもありません。
もちろんお風呂の後は、デオドラントクリームを塗ってワキガ対策もバッチリです。
余分な老廃物を毛穴から取り除く効果と、塩が持っている殺菌力、そして血流を良くする保温力。
この効果が総合的にワキガ対策に良いそうです。
天然塩がお勧めということだったので、たくさん入ってコスパが良い国産塩を取り寄せて使ってます。
ワキガクリームを探しているときに目についたのが、ワキガ専門のボディソープ。
殺菌成分だけでなく、保湿成分や美肌成分もたっぷり入ってとても魅力的でした。
ただ、お値段が結構します。
ワキガクリームの値段だけでも悩んじゃう薄給な身としては、両方定期購入するとなると結構な出費になってしまいます。
悩んだ結果、これまたネット情報を頼りに使い始めたのは、ドラッグストアでも売っている赤い箱の定番薬用せっけんです。
ワキガの人も結構使っているようで、口コミがたくさんあったのが決め手になりました。
なんといっても殺菌効果が抜群なので、ワキガの原因菌も撲滅してくれると思ったのです。
ただしこの薬用せっけん、保湿や美肌に特化した製品ではないので、洗い上がりがサッパリし過ぎてお肌がつっぱる感じもするんですよね。
そこで考えたのが、前述の塩湯との合わせ技です。
半身浴で汗が出始めたら、薬用せっけんで体を洗います。
こすっちゃうと良くないというのは今や常識ですから、石鹸はとにかくガシガシとネットで泡立てて、泡だけを使って腋の下をパックするようにしてからシャワーでよく洗い流します。
そしたらもう一度湯船に入り、今度は全身浴でゆっくり体を温めます。
そのままだと汗が出すぎるので、最後に水シャワーを浴びて毛穴を引き締めてフィニッシュです。
せっけん後の全身浴で再び汗が出てきて、つっぱった肌が落ち着きます。
最後の水シャワーで冷えてしまいそうな気もしますが、塩湯の後はとにかく中からポカポカと血行が良くなっているので、湯冷めすることはありません。
この入浴方法を取るようになってから、ワキガが減ったかどうかというと、そこまではちょっとわかりません。
でも、肌の状態ははっきりと良くなりました。
カサカサがなくなって毛穴が引き締まり、しっとりピンッと張っている感じ。
クリームを使い始めてから脇汗が減ったように感じていますが、もしかしたらこの塩湯も一役買っているのかもしれないですね。
ワキガで苦しんでる人へ。悩もう、一緒に。
私が自分のワキガに気づいた(気付かされた)のはかなり遅く、社会に出て働き始めてからのことでした。
それまで気づいていなかったという衝撃、人にどんな目で見られていたのかという困惑、そして圧倒的な恥ずかしさ。
もう外へ出たくない、会社も友達も嫌だ。
教えてくれなかった両親も家族も信用ならない。
そんな地獄のような悶々とした日々から立ち直るのにかかった長い月日と、数えきれないほどのデオドラント製品の試行錯誤は、今から思えばそれでも多分、無駄ではなかったと思います。
自分自身の性格や生活態度を見つめ直す、大きなきっかけになりました。
ワキガはつらいですが、正しい対応方法を見つければ克服できることもわかりました。
色々調べるうちに、レビューや口コミを通してワキガに悩んでいる女性がたくさんいることも知りました。
こんなにつらくて恥ずかしい思いをしているのは、私だけじゃなかった。
今ワキガに悩んで一人苦しんでいる人がいたら、言いたいです。
大丈夫、今はつらくても、なんとでもなります。
私の体験をはじめ、様々な情報に簡単に手が届く時代です。
あなたに合ったワキガ対策が、きっと見つかるはずですよ。
ワキガ・脇汗体質かどうかのチェック方法
自分がワキガがどうかはなかなか自分では判断出来ないだけに、余計気になると思います。
また、脇汗が多いと臭いもキツクなりがちなので、脇汗体質かどうかもワキガになりやすいかどうかの判断になります。
チェック
それではワキガと脇汗体質を同時にチェックしてみましょう。
以下の質問に「はい」「いいえ」「どちらともいえない」で答えて下さい。
「はい」は2点、「どちらともいえない」は1点、「いいえ」は0点として計算して下さい。
- 家族にワキガの人がいる
- 耳垢がいつも湿っている
- ワキ毛等に白いゴミにようなものが付く
- 毛深い
- おでこや鼻の頭が脂でテカテカする
- 肉類や油っぽい物が好き
- ケーキ等甘い物が好き
- ストレスを溜めやすい
- 他人から臭いを指摘されたことがある
- 自分で自分の臭いがわかる
- 衣類のワキの下に汗じみがよく出来る
- 冬でも汗が多い
- 緊張や興奮をすると汗ばむことが多い
- 靴や靴下が臭う
判断
合計点数で診断しますが、自分の判断に依る結果なので、あくまで1つの目安として考えて下さい。
ワキガ体質が強く疑われます。
なるべく早く専門の医院を受診することをお勧めします。
中程度のワキガ体質です。
ストレスがかかったり食生活次第では臭いを発してしまうかもしれません。
一度カウンセリングを受けるのも良いでしょう。
今はそれ程ワキガを気にする必要はないでしょう。
しかし、ワキガ・多汗症予備軍と言えます。
こまめにシャワーを浴びる、脂っぽいものを採り過ぎない等に気を付けましょう。
ワキガ・多汗症である可能性はかなり低く、問題はありません。
その他の判断
ワキガは子供でもなることがあります。
その為、上記の質問の中でも、特にワキガかどうかを簡単に判断出来るものがあります。
ワキガの原因であるアポクリン汗腺は脇の下や陰部、外耳道といった特定の場所にあります。
ですから耳垢が湿っているということは、そこにアポクリン汗腺が多いという事を示しているのです。
耳垢が湿っている=ワキガと断定は出来ませんが、素人がワキガの可能性があるかどうか判断する一番簡単な方法です。
お子さんの耳垢が湿っていても、ワキガ臭を発するようになる小学生や思春期までは様子を見て下さい。
ワキガの原因として近年注目されているのが肉類のような高カロリー、高脂肪の食事です。
脂肪がアポクリン汗腺を刺激して汗の分泌を多くするからです。
近頃はストレスに悩まされている人は多いと思います。
緊張した時に手汗をかくように、ストレスも汗腺の働きを活発にしアポクリン汗腺からの汗の分泌を高めます。
中にはワキガを気にすることがストレスとなり、余計症状を重くする場合もあります。
ワキガの原因は遺伝とストレス
ワキガは男性でも女性でも気になりますね。
ワキガは不潔にしているからなるわけではありません。
ですから、必要以上に汗を1日何度も流していると、皮膚に必要な脂質まで落としてしまう事になるため、肌を荒らしてしまうことがあるので注意しましょう。
では、ワキガの原因とは何でしょうか。
ワキガを発生させる汗腺
脇の下には3つの汗腺があります。
- エクリン汗腺
- アポクリン汗腺
- 皮脂腺
エクリン汗腺は汗そのものを分泌する汗腺で、成分の殆どが水ですから、無色・無臭であり、サラサラとしています。
ただ、汗も拭かずにいると雑菌が繁殖するので「汗臭い」と言われる状態になってしまいます。しかし、これはワキガとは違います。
また、このエクリン汗腺は毛穴とは別で全身にあり、汗をかいて体温の調節をしています。
アポクリン汗腺は毛穴を通じて汗を出していますが、この汗はエクリン汗腺とは異なり、分泌する身体の部分は脇の下、陰部、乳首の周囲、お臍周辺、耳の中等に限られています。
また、その成分も水ではなく、脂肪、鉄分、尿素、アンモニア等で、更に粘り気があるのが特徴です。
このアポクリン汗腺から出る汗が、正にワキガの原因で、アポクリン汗腺から出た汗が分解される時に発生するキツイ臭いがワキガなのです。
皮脂腺は汗を出すのではなく、「皮脂」を分泌することに依って、エクリン汗腺と共に肌を保護する役目を担っています。
ニキビや吹き出物が出来た時、脂の所為だと顔を洗い過ぎると、肌に必要な皮脂が足りなくなり、余計皮脂が分泌され、ニキビが治らないという悪循環を繰り返すことがあります。
これは脇の下でも同じことなので、適度な清潔を心掛けましょう。
遺伝に依るワキガ
遺伝に依るワキガとは、アポクリン汗腺の数が多いという要素を親から遺伝するということです。
片親がワキガであれば50%、両親ともワキガなら80%の確率で遺伝すると言われます。
また、両親にはなくても祖父母や親戚にワキガの人がいれば、ワキガになる可能性はあります。
ただ、遺伝は100%ではありません。
その他の原因
ワキガの原因として、最近は生活習慣やストレスが挙げられます。
脂っこい物、乳製品、肉の過剰摂取はアポクリン汗腺を刺激するので、分泌される汗が増えることに依って汗の臭いが強くなります。
肥満の人は臭いの強い汗を多量にかく傾向にあります。
これは、身体に着いている沢山の脂肪が、体内の熱の放出を妨げるので、体温を下げる為に汗を沢山かくからです。
ストレスを感じるとアドレナリンが分泌され、アポクリン汗腺が刺激されることによって汗が出ます。ワキガを気にし過ぎることもストレスとなり、汗の分泌を増やしてしまいます。
現代はストレスの時代とも言われますから、様々なストレスから身を守ったり、上手にストレスを発散することがワキガを酷くしないポイントとなるでしょう。
ワキガになりやすい体質となりにくい体質
ワキガの原因となる物質を分泌するアポクリン汗腺は、男女問わず誰もが持っているものです。であるのに、何故ワキガになりやすい人となりにくい人がいるのでしょうか。
ここでは、ワキガになりやすい体質となりにくい体質の違いについて解説していきます。
ワキガのなりやすさは先天的なもの
ワキガは遺伝するため、家族にワキガ体質の人がいる場合は自分もワキガ体質になる可能性が高くなります。
一般的には、両親のどちらかがワキガ体質の場合は50%、両親ともにワキガ体質である場合には80%の確率で生まれてくる子供がワキガ体質になると言われています。
自分がワキガ体質であるかどうかよく分からない場合は、耳垢を確認してみましょう。耳垢が常にネバネバと湿っている場合、ワキガ体質である可能性が非常に高くなります。
ワキガ体質かどうかはアポクリン汗腺の量で決まる
ワキガの原因となる物質は、アポクリン汗腺という汗腺から分泌される物質にあります。
アポクリン汗腺は誰にでも存在するものですが、人によってその量が異なり、アポクリン汗腺の量が多くなるとワキガ体質になりやすくなると言えます。
一般的にアポクリン汗腺が多くなる要因について下記に記載していきます。
女性
一般的に、男性よりも女性の方がアポクリン汗腺の数が多いと言われているため、男性より女性の方がワキガである可能性が高いとされています。
また、アポクリン汗腺は皮下脂肪により刺激を受けて活発化するため、男性よりも皮下脂肪が多い傾向にある女性で、ワキガ体質の方が多くなるとも言われています。
さらに、アポクリン汗腺はホルモンにより強い影響を受けることも分かっています。女性は月経や出産のためにホルモンバランスが乱れやすいですから、どうしても男性よりワキガ体質になりやすくなってしまうのです。
体が大きい人
アポクリン汗腺の大きさは、体が大きくなるほど大きくなる傾向があります。
そのため、日本人よりも体の大きな白人の方がアポクリン汗腺が大きく、実際にワキガである人も多いということが分かっています。
アポクリン汗腺の分泌成分
アポクリン汗腺から分泌される物質は、人によって構成成分に差があります。
そのため、ワキガの臭いの強弱は分泌される成分によって大きな違いが生じます。
アポクリン汗腺から分泌される物質には、水分や塩分に加えて脂肪やたんぱく質、鉄分、尿素、アンモニア、色素などが含まれています。
このうちの脂肪と鉄分の分泌量が多くなればなるほどワキガ臭が強くなると言われています。
汗を多くかくことは、必ずしもワキガになりやすいとは言えない
ワキガは脇から出る汗に原因があるため、汗を大量にかく多汗症の方はワキガになりやすいと考えてしまいがちですが、一概にそうと言うことは出来ません。
多汗症の場合はワキガの原因となるアポクリン汗腺ではなく、もう1つのエクリン汗腺からの汗の分泌量が多いことにあります。
そのため、汗を大量にかくからと言っても、それがアポクリン汗腺から分泌されたものでなければ、ワキガになることはないのです。
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